どうも,massanです。
ギターエフェクター自作の過程で電動ドリルを購入したついでに,昔からやってみたかったファミコンのAV化(コンポジット出力化)に挑戦してみました。それだけの記事です。
参考サイト
ファミコンAV化といえばこのサイトがかなり有名なのではないでしょうか。
インターネットを見ても、トランジスタを使わない改造方法を紹介しているサイトはここだけな気がします。
ちょっとした注意というか考察?
インターネットにはトランジスタを使った改造方法が多く出回ってますが、僕みたいな文系学生はトランジスタを使用しない今回の改造法がいいんじゃないかなと思います。
なぜこんなことを言うと,僕の父親が一度実家のファミコンの改造を試みて失敗しちゃっているからです(トランジスタ使用回路)。
父親によると,どうやらカラーバースト信号なるものが関係しているようで,接続するテレビによって色が出たり出なかったりします。
上で貼ったリンク先にこんなことが書いてあります。
小容量のコンデンサとトランジスタを使うタイプは回路のことを良く分からずに作った場合
画面が流れたり画面の表示内容の変化で乱れたりする可能性が有ります
追加トランジスタ無しでAV化する<http://vaot.mydns.jp/fc/ezav.htm >
たぶんその辺が関係しているのではないかな、という文系学生の憶測。
あと,自分の手持ちのソフト20本程度はすべて問題なく動作したのですが,「星のカービィ」などのソフトでは改造方法によって映像が乱れることがあるそう。
その「改造方法」に今回の「トランジスタ無し改造方法」が含まれるのかどうかはわかりません。
手持ちに星のカービィがないので,何かの機会に入手できたら起動確認してみて追記しようかなと思ってます。
カービィ,微妙に相場高いから買うの迷うんだよなあ。

用意したもの
道具は以下の通りです。
- 電動ドリル
- ニッパー
- ラジオペンチ
- カッター
- はんだセット(はんだごて,はんだ線など)
電動ドリルは↓これつかってます。
材料的なものは以下の通り。ほとんど秋月電子で購入。
- 線材 1mくらい?
- ユニバーサル基盤 1つ
- コンデンサ 220μF 1つ
- コンデンサ 47μF 1つ
- 抵抗 100Ω 2つ
- 抵抗 1kΩ 1つ
- RCAジャック 2つ
- AVケーブル 1つ
それでは作っていこう。
作業工程(あまり写真がない)

手持ちのファミコンはHVC-002の前期基盤でした。メルカリで 購入。 ソフト5本ぐらいついて1500円くらいだったかな?結構安いよね。

分解した直後に撮った写真。掃除してないのに意外と綺麗だ…保存状態がいい。

間髪入れず電動ドリルで右側面に穴をぶち開けました。意外とプラスチックが厚くて時間かかったぞ。
基板に抵抗&ジャンパー設置、そして基盤をサクッと作成したのち、配線。細かい写真がなくてごめんなさいね。
参考サイトに改造方法はもう詳しく載ってるから、あんまり書くことがなかったりする。

配線後の写真。黄色配線が映像信号、白配線が音声信号で統一してます。
右下にしょぼいユニバーサル基盤で作った回路があるのがわかるでしょう。
あと写真ではぼやけてしまってますがしっかり本体側の基盤に抵抗とジャンパを追加しています。
完成

完成です。早速ロックマン2起動確認してみましょう。

きれいにうつりました。よかったーーー。
上の画面だとかなり綺麗に見えますが、それは黒を基調としている画面だからそう見えるのであって普通の画面だとちょっと縦縞ノイズが気になる。
まあいっか。終。

おわりに
有名な縦縞対策ですが,パスコン用の積載セラミックコンデンサが手持ちになかったので今回は実施せず。
CPUのピンとトランジスタのベースを直結する改造はパスコン設置でやっと効果が表れるようなので,まあパスコン設置の際にやる方針でいいかなと。
今度時間があるときにやってみようと思います。
それでは。

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